逗子市立図書館の展示について

逗子市立図書館、入館してすぐ真正面の「健康・医療情報」展示コーナーですが、

11月15日〜12月11日までの期間、

「脳の“困った!?”とつきあう~いろいろな障がいを理解する~」がテーマのようです。


発達の多様性(自閉症スペクトラム、ADHD、LD)の関連本をはじめ、

LGBTQ、高次脳機能障害など、

脳の“困った”を正しく理解し、つきあうための本が選書・展示されていました。

先日受講した発達障害に関する講座で、講師が話していたエピソード。

福祉系大学での講義中、学生にアンケートを取った結果、

「障害のある家族がいる」という学生は数名、そして

「障害のある友人がいる」という学生は一人もいなかったそうです。


その教室には100名以上の学生が出席していたらしく、講師は


「この教室に100人以上の学生がいるという事は、

目には見えない障害のある学生が2〜3人いても割合的には全然おかしくないよね?

自分に友人が100人いるとして、

もしその中に障害のある友人が『一人もいない』としたらさ、

それはそれで、何か偏ってんじゃないの〜?^^」


と学生に伝えた、とのことです。

 

例えば、SNS上の友達。わたしは何人と繋がりを持っているか。

その繋がりの中に障害のある方や性的マイノリティの方は何人いるのか。


もしも、100人以上との繋がりがありながら、障害のある友人が一人もいないとしたら、

それは今まで「分離された社会」で過ごしてきたがゆえに「出会えなかった」のか、

あるいは、無意識のうちに距離を取っているのか、

もしくは、今繋がりのある友人のうちどなたかの「ありのままの在り方」を

見落としてしまっているのかも知れない、という事でしょうか。

 

人間の脳は、自分の関心のないことにはさほどの注意を向けないように出来ていますが、

地元の図書館に並ぶ「一冊の本」を手に取ったことをきっかけに、

今まで見落としてしまっていたことに対する新たな視点が生まれる、ということ、

新たな視点を持つ方が地元にひとりふたりと増えていく、ということ、

「この地域では生きづらさを感じずに済むんだ」という当事者が

ひとりふたりと増えていく、ということ、


などなど

妄想があたまの中で暴走し、ひとりワクワクしながら展示スペースを眺めました。

でこぼこそだて逗子

自閉症スペクトラム・ADHD・LD(学習障害)、診断の有無にかかわらず お子さんに発達の凸凹がみられる「おうちのかた」を対象とした ピアサポート(自助グループ)です。 学校や社会生活、お友達との関わり方、学びにくさなどで困っている子どもたちが 「ひとりひとり違う育ちのペース」「それぞれの子の本来の持ち味」を尊重され 安心して暮らせるよう、地域の情報を共有し、学びあい、支えあいましょう。

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