Fika vol.4 @神武寺、あたりまえを回します。

発達凸凹さんのおうちのかたを対象とした「Fika@神武寺」。ゴールデンウィーク前の4月27日に開催しました。


新年度のバタバタで周知活動にほとんど時間を取れませんでしたが、初めてご参加の方を含む5名で、美味しいケーキとともにゆったりと Fika しました。

会場は今回も京急「神武寺」駅すぐ スウェーデン洋菓子店 Lilla Katten さんのイートインスペースをお借りしました。いつもありがとうございます。


年度末から4月にかけての怒涛の日々。新しい環境では気を張っていることが多いですよね。

「興奮・期待」↔︎「緊張・不安」の振り幅も大きく、上下左右に弾みながらいそがしく揺さぶられていた心が徐々にゆるみ出したか…?とその途端、堤防が決壊するかのごとくドドーッ!と疲れが溢れ出てくるこの時期。

大人でもこの時期は疲れちゃいますよね。環境の変化が苦手なタイプの凸凹さんなら、なおの事つらいでしょう。


ガソリンスタンドに立ち寄って、「とりあえず10ℓで大丈夫」と少し給油してまたすぐ身軽に走り出せるタイプの方もいれば、「満タンでお願いします」と充分に給油しないと不安でエンジンをかけられないタイプの方もいます。燃費の良し悪し、車種もそれぞれ。

本人の心配事に寄り添いながら意思を尊重し、安心して走り出せるまでは可能な限りゆっくりと過ごしたいですね。



さてさて。昨年12月に開所した逗子市の「こども発達支援センター」。もうすっかり新緑の眩い季節となりましたが、車道の両側の桜並木が、先月はそれはそれは見事に花開いていました(画像を貼ろうと思いましたが、うまくいかず ^^;)。

そんな坂道の途中にセンターはあります。


街路樹が生長するにつれその「根」も太くなる為、根が盛り上がった部分の舗装が割れていたりタイルや縁石が隆起してしまっている状態の歩道を見かけることがあります。

センターを利用し始めた頃のこと。徒歩でセンターへ向かっている途中に気づいたのですが、そういった「根上がり」に対して再補修されている形跡がありました。もともとの舗装と補修した箇所では色が違うのです。


ゆっくりとした歩みの高齢者や車椅子利用者、ベビーカー利用の子育て世代。その道を通る方々が「つまづかないように」と、気づいたどなたかが対策してくださってるんですよね。


公共の道路がきちんと整備されている、ということが 現代ではあまりに「あたりまえ」のように成り立っていて、ついつい暮らしの中で見過ごしてしまいがちなのですが、

こんな風に「あたりまえのように暮らしに馴染んでしまっている事柄」が、よくよく考えるととんでもなく有難い事柄なんだよなぁ、と。


センターへ通う凸凹さんたち。多数派とはほんの少しだけ違う「凸凹な特性」を持つがゆえに、幼稚園、保育園、学校などの多数派の場の中でちょっとした生きづらさを感じて、大人になるまでの間に何度かつまづいて心がくじけてしまうことがあるかもしれない。

そんな子ども達から、せめて社会にある物理的な障害を出来るだけ取り除いて、スムーズに、前へ前へと歩いていけるよう背中を押してくれてるような坂道だな、と。そんな風にも感じました。


Fikaに参加される皆さんのお話を伺うと、現在とは比較にならないほど「障害」に対しての理解が進んでいなかった環境下で、ひとつひとつの固い鍵を、重い扉を、粘り強く、こらえながら、開けてくださった方々が沢山いらっしゃることがよくわかります。


今ある優しさは「その道を先に歩いてくださった方々」がもたらしてくれた優しさ。

今ある支援は「その道の苦難を先にかぶってくださった方々」がもたらしてくれた支援。


今ある「あたりまえ」を、ありがたく、しっかり受け取ろうと思います。

そしていつかは私も、より良い「あたりまえ」にして、あとからやってくる どなたか へと回したいです。みなさんと一緒に。

次回は 5月23日(火)に開催予定です。FIKAしましょう!^^

でこぼこそだて逗子

自閉症スペクトラム・ADHD・LD(学習障害)、診断の有無にかかわらず お子さんに発達の凸凹がみられる「おうちのかた」を対象とした ピアサポート(自助グループ)です。 学校や社会生活、お友達との関わり方、学びにくさなどで困っている子どもたちが 「ひとりひとり違う育ちのペース」「それぞれの子の本来の持ち味」を尊重され 安心して暮らせるよう、地域の情報を共有し、学びあい、支えあいましょう。

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