Fika vol.3 @神武寺、東北をおもいながら。

発達凸凹さんのおうちのかたを対象とした「Fika@神武寺」。昨日は3度目の開催。

京浜急行「神武寺」駅すぐスウェーデン洋菓子店 Lilla Katten さんのイートインスペースをお借りし、今回は7名の参加者の皆さんと休憩しました。


昨日3月10日は市内各所の中学校で「卒業式」が行われていたようです。


卒園、卒業、そして入学、進級、クラス替えなど、学校行事や環境の変化が重なる春。この時期を苦手に感じる凸凹さんは割と多いのでは?と思います。

本人の負担を減らすため事前にシミュレーションするなど、ご家庭や学校での創意工夫や、また、学校行事に限らず節分(豆まき)などの日本の伝統行事やイベントに対する「凸凹さんあるある」「おうちのかたの心境」について共有しました。 




3月、4月と、様々な式典が行われます。

大多数の児童生徒が、教職員の指示とともに一斉に立ちあがったり、整然と背筋をのばして着席している姿。それは凛とした空気と相まり、厳かな、ひとつの「空間美」とも言えると思います。

その中に、ゆらゆらとしていたり、ぴょんぴょんしていたり、だらしなく(みえるように)座っていたり、唐突に声をあげたり、そういった周りとは少し違う様子のお子さんも少なからずいると思います。

 

私たちが今まで受けてきた教育では、「お土産売り場で売っているお饅頭」のように、平たい箱の中で、同じパッケージに包まれ、向きを揃えて整列することができる事を「立派だね」と賞賛され、また大多数のお子さんは誰かが期待するそれらのパフォーマンスを器用にこなす事ができます。

 

並んでいるお饅頭の中で、ひとつでも裏側にひっくり返っていたりパッケージが違うものが混じっていると、ひときわ目立ってしまうので、反射的に「取り除こう」とする感覚があるのは確かなことだ思います。

 

ただ、皆さんも薄々気づいてはいらっしゃいますよね。自分たちや子どもたちは「何もかも同じお饅頭」ではないということ。


むしろ、B級品と呼ばれてしまっている「割れせんべい」みたいなもの。どれひとつとして同じ形をしていない割れせんの寄せ集めが、学校であったり地域であったり社会全体であって、そして、ごまも、しょうゆも、ザラメも、とうがらしも、どれもそれぞれに味わい深く、とても素晴らしい詰め合わせですよね。

 

これから出席される式典の最中、もしも多数派とはちょっと違う動きをするお子さんを見かけたなら、「あぁ、そういうカタチのせんべいなのだな」とか「割れ方がまわりとは少し違うだけなのだな」などと想像してみてはいかがでしょうか。^^

 

大多数の児童生徒が、教職員の指示とともに一斉に立ちあがったり、整然と背筋をのばして着席している中、ゆらゆらとしていたり、ぴょんぴょんしていたり、だらしなく(みえるように)座っていたり、唐突に声をあげたり、そういった周りとは少し違う様子のお子さんであっても、その後ろ姿を見守りながら

「あぁ、あなたも今までよくやってきたね!」

と心から思えるんじゃないかな、と思います。

 

「そこにいるだけで、充分に素晴らしい。」

せっかくこの世に生まれて、今までずっと無事に「生きていてくれる」。

それだけで本当に充分すぎる子どもたちの、新しい旅立ちを笑顔でお祝いしたいですね。


でこぼこそだて逗子

自閉症スペクトラム・ADHD・LD(学習障害)、診断の有無にかかわらず お子さんに発達の凸凹がみられる「おうちのかた」を対象とした ピアサポート(自助グループ)です。 学校や社会生活、お友達との関わり方、学びにくさなどで困っている子どもたちが 「ひとりひとり違う育ちのペース」「それぞれの子の本来の持ち味」を尊重され 安心して暮らせるよう、地域の情報を共有し、学びあい、支えあいましょう。

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